オプジーボ

ノーベル賞の記事に思う あの頃は まだ お高かった 5年たち 今日で検診終わりという検診日に 待っている私の元に ものすごーく暗く ガッカリした君を見た 肺に小さい転移があると その後 外科手術の為 検査すると もっと大きな腫瘍があると 何故定期検査しているのに 見逃していたのか 悔やまれることばかり 家の中も箪笥のなかみもそのまま 待っても帰らない貴方を 季節は変わり日々は過ぎゆくけれど 涙そうそう
待ち受け画面の貴方は 満面の笑みで桜の花の前に居る